wijmo.chart.analyticsモジュールには、Seriesクラスを拡張して、近似曲線、移動平均、誤差範囲、箱プロット、ウォータフォールプロット、関数プロットなど、データに関する追加情報を提供するクラスが含まれます。
MovingAverageクラスは、通常のSeriesクラスを拡張して、データセット全体の複数のサブセットから一連の平均値を提供します。
移動平均をチャートに追加するには、次の手順に従います。
例:
import * as chart from '@mescius/wijmo.chart';
import * as analytics from '@mescius/wijmo.chart.analytics';
// 移動平均を作成して、チャート系列コレクションに追加します
var movingAvg = new analytics.MovingAverage();
movingAvg.name = '移動平均線';
movingAvg.itemsSource = myChart.itemsSource;
movingAvg.binding = 'sales';
movingAvg.type = 'Simple';
movingAvg.period = 6;
movingAvg.style = { stroke: 'darkred', strokeWidth: 3 };
myChart.series.push(movingAvg);
サポートされる移動平均タイプ:
MovingAverageクラスは、FlexChartの系列の1つとしてサポートされます。visibilityプロパティを次のいずれかに設定して、この線を凡例に表示するかどうかを選択できます。
Visible:系列はプロット領域内と凡例内に表示されます。
Plot:系列はプロット領域内にのみ表示されます。
Legend:系列は凡例内にのみ表示されます。
Hidden:系列は非表示です。
凡例テキストは、系列のnameプロパティを使用して設定されます。