グリッド：行の追加と削除

多くの場合、グリッドに行を追加または削除するためのコードを作成する必要はありません。デフォルトでは、グリッドのitemsSourceプロパティを設定したときに、1行の列ヘッダーと、連結項目ごとにそれぞれ1行が自動的にグリッドに追加されます。

実行時にユーザーが行を追加または削除できるようにする場合は、次のプロパティを使用します。

allowAddNew：このプロパティをtrueに設定すると、グリッドの下部に新しい行テンプレートが表示されます。ユーザーは、新しい行テンプレートのセルに入力して、itemsSource配列に新しい行を追加することができます。
allowRemove：このプロパティをtrueに設定すると、［Del］キーを使用して、選択した行を削除することができます。ユーザーは、行ヘッダーをクリックして行を選択してから［Del］キーを押すことで、itemsSource配列から連結項目を削除できます。
newRowAtTop：このプロパティをtrueに設定すると、グリッドの下部ではなく上部に新しい行テンプレートが表示されます。

次のグリッドはこれらの機能を示します。

// ランダムデータを生成します
var countries = 'アメリカ,ドイツ,イギリス,日本,イタリア,ギリシャ'.split(','),
data = [];
for (var i = 0; i < countries.length; i++) {
    data.push({
        id: i,
        country: countries[i],
        downloads: Math.round(Math.random() * 20000),
        sales: Math.random() * 10000,
        expenses: Math.random() * 5000
    });
}

//FlexGridでallowAddNewとallowDeleteを有効にします
var theGrid = new wijmo.grid.FlexGrid('#theGrid', {
    itemsSource: data,
    allowAddNew: true,
    allowDelete: true
});

グリッド：行の追加と削除