InputMaskコントロールを使用すると、キー入力と同時にユーザー入力を検証し、その書式を設定できます。このコントロールは、ユーザーが無効なデータを誤って入力することを防ぎ、ユーザーがキー入力するときにリテラル(日付のスラッシュなど)をスキップすることで時間を節約します。
入力の検証に使用するマスクは、maskプロパティで定義されます。マスクには、次の特殊文字を使用できます。
文字 | マスクの種類 |
---|---|
0 | 数字。 |
9 | 数字またはスペース。 |
# | 数字、符号、またはスペース。 |
L | 英字 |
l | 英字またはスペース。 |
A | 英数字。 |
a | 英数字またはスペース。 |
. | ローカライズされた小数点。 |
, | ローカライズされた桁区切り。 |
: | ローカライズされた時刻区切り。 |
/ | ローカライズされた日付の区切り文字。 |
$ | ローカライズされた通貨記号。 |
< | 後続の文字を小文字に変換します。 |
> | 後続の文字を大文字に変換します。 |
\ | 任意の文字をエスケープして、リテラルに変えます。 |
9 | DBCS数字。 |
J | DBCSひらがな。 |
G | DBCS大文字ひらがな。 |
K | DBCSカタカナ。 |
N | DBCS大文字カタカナ。 |
K | SBCSカタカナ。 |
N | SBCS大文字カタカナ。 |
Z | 任意のDBCS文字。 |
H | 任意のSBCS文字。 |
その他すべての文字 | リテラル。 |
コントロールの主なプロパティは、次のとおりです。
<input id="thePhone"><br>
import * as input from '@mescius/wijmo.input';
function init() {
let thePhone = new input.InputMask('#thePhone', {
mask: '000-0000-0000'
});
}