ゲージ：テキスト

showTextプロパティを使用して、ゲージ上にmin/max/valueプロパティをテキストとして表示します。オプションは以下のとおりです。

• None：ゲージにテキストを表示しません。
• Value：ゲージの値をテキストとして表示します。円形ゲージでは、値は中心に表示されます。直線型ゲージでは、値はスクロールボックスに表示されます。
• MinMax：ゲージの最小値と最大値をテキストとして表示します。
• All：ゲージの値、最小値、最大値をテキストとして表示します。

デフォルト値は、RadialGaugeコントロールではShowText.All、LinearGaugeコントロールとBulletGraphコントロールではShowText.Noneです。

例：

import * as gauge from '@mescius/wijmo.gauge';

var myRadialGauge = new gauge.RadialGauge('#myRadialGauge');
myRadialGauge.showText = 'All';

All：

Value：

MinMax：

ゲージテキストのフォーマット

formatプロパティを使用して、数値を文字列に変換するために使用する書式文字列を設定します。書式は、表示されるすべてのテキストに適用されます。

例：

myRadialGauge.format = 'n0';

ゲージテキストのカスタマイズ

getTextコールバック関数を使用して、カスタム文字列を提供します。「part」パラメータを使用して、カスタマイズするテキスト部分を決定します（値、最小、最大）。

次の例は、値テキストに「多い」、「少ない」、または「空」を表示します。

myRadialGauge.getText = getTextCallback;

// getTextコールバック関数
function getTextCallback (gauge, part, value, text) {
    switch (part) {
        case 'value':
            if (value <= 10) return '空';
            if (value <= 25) return '少ない';
            if (value <= 95) return '多い';
            return '満';
        case 'min':
            return '空';
        case 'max':
            return '満';
    }
    return text;
}