wijmo.chart.analyticsモジュールには、Seriesクラスを拡張して、近似曲線、移動平均、誤差範囲、箱プロット、ウォータフォールプロット、関数プロットなど、データに関する追加情報を提供するクラスが含まれます。
TrendLineクラスは、通常のSeriesクラスを拡張して、選択したデータとパラメータに基づいて計算された系列を提供します。複数のタイプの近似曲線がサポートされ、これには、多項式、累乗、対数、指数、フーリエなどの関数によって近似的にデータの傾向を表す回帰近似曲線が含まれます。線形、最小、最大、平均などの非回帰近似曲線もサポートされます。
近似曲線をチャートに追加するには、次の手順に従います。
例:
import * as chart from '@mescius/wijmo.chart';
import * as analytics from '@mescius/wijmo.chart.analytics';
// 近似曲線を作成して、チャート系列コレクションに追加します
var trendLine = new analytics.TrendLine();
trendLine.binding = 'y';
trendLine.style = { stroke: 'darkred', strokeWidth: 3 };
trendLine.fitType = 'Fourier';
trendLine.name = 'フーリエ';
trendLine.order = 3;
trendLine.visibility = 'Visible';
myChart.series.push(trendLine);
サポートされているフィッティングタイプ:
TrendLineクラスは、FlexChartの系列の1つとしてサポートされます。visibilityプロパティを次のいずれかに設定して、この近似曲線を凡例に表示するかどうかを選択できます。
凡例テキストは、近似曲線系列のnameプロパティを使用して設定されます。
FlexChartのTrendLineを使用して、データセットに基づいて計算された最小、最大、平均値の静的な基準線を表示できます。表示する軸と値に応じて、fitTypeをMinX、MinY、MaxX、MaxY、AverageX、またはAverageYに設定します。