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OLAP:データの使用

OLAPで使用するデータを追加する方法はいくつかあります。

  1. URLからサーバー側OLAPキューブに接続する
  2. 集計するデータを含む配列またはCollectionViewオブジェクトに連結する

データの連結

PivotEngineのitemsSourceプロパティからデータソースを設定できます。

例:

let engine = wjOlap.PivotEngine();
engine.itemsSource = data; 

上の例のdataは、同じプロパティ名を持つJSONオブジェクトの配列です。PivotEngineに連結したら、ピボット機能を利用できるようになります。

OLAPサーバーへの接続

サーバー上のOLAPデータに直接接続する場合は、別の方法を使用する必要があります。Wijmoは、OLAPキューブへの接続もサポートしています。PivotEngineのitemsSourceにURLを指定します。

以下に接続できます。

  • Microsoft SSASキューブ
  • ComponentOne Web API DataEngineサービス

接続するには、サービスのURLをPivotEngineのitemsSourceに指定するだけです。データに対するすべての操作は、サーバーで実行されます。

例:

const url = 'https://developer.mescius.com/componentone/demos/aspnet/c1webapi/latest/api/dataengine/';
let engine = wjOlap.PivotEngine();
engine.itemsSource = url; 

上の手順は、単にデータを追加する方法を示します。データを表示して有効な作業を行うには、wijmo.olapに含まれているUIコンポーネントを使用する必要があります。これにはPivotPanelPivotGridPivotChartがあります。

これらのコンポーネントにデータを表示する方法の詳細については、次のガイドに進んでください。